あったかい♪と噂の「着るこたつ」が気になって気になってしょうがなかったので最新バージョンを買ってみました!実際に使用した感想や温度測定などもおこなったのでよかったら見てください。買ったのは家具専門店ではなく工作機械や住設機器を取り扱っているYAMAZENNさんです。
このページの内容です(目次)
着るこたつ(一人用こたつ)はこんな方におすすめ!最適!
- 冷え性の方、暖房器具が苦手な方
- みんなと一緒にこたつに入るのが苦手な方
- 受験生
- 在宅でパソコン作業をしている方
- ゲーマーの方
- 暖房にかかる電気代を節約したいと考えている方
などなど。
着るこたつとは
着るこたつとは、電熱線を内蔵したブランケットやウェアのことで、着用することで体を温めることができる暖房器具です。カテゴリ的には「こたつ」といよりは「電熱ウェア」の方が近いような気がします。
従来のコタツは、座ったままでしか使用できませんでしたが、着るこたつなら、着たまま歩き回ることができます(バッテリ式またはACの場合はOFF状態)。そのため、オフィスや自宅で作業をしながら使えます。バッテリー式の場合はACタイプよりも行動範囲が広がります。暖房がない場所での掃除や作業にも向いています。
自分の場合は椅子に座ってパソコンを打っている時間が長いので「着るこたつ」はとても重宝します。
着るこたつのメリット
着るこたつのメリットは、以下のとおりです。
着用することで、全身を温めることができる
座ったままだけでなく、歩き回ることもできる
コンパクトに収納できる
洗濯できる
着るこたつのデメリット
着るこたつのデメリットは、以下のとおりです。
電気代がかかる
コードが邪魔になる場合がある
汗をかきやすい
低温やけどの可能性はある
着るこたつの選び方
着るこたつを選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。
サイズ:自分の体型に合ったサイズを選ぶ
電源:コンセントから直接電源を取るか、バッテリー式のものを選ぶ
温度調節:好みの温度に調節できるものを選ぶ
機能:ポケットやフードなどの機能が付いているものを選ぶ
その他:ダニ対策付きのものもある
着るこたつのいろいろ
着るこたつには、さまざまな商品が販売されています。今回紹介の着るこたつ「くるみケット」のほかには以下のようなものもあります。
MYCARBON こたんぽ 二重厚め 電気 ブランケット 着るこたつ 着る電気毛布 電気毛布 どこでも電気着る毛布 くるみケット 着て歩けるこたつ ひざ掛け ブランケット 暖房器具 省エネ 節電 一人用 足元暖房 電気ヒーター オフィス 男女兼用 つま先 寒さ対策
厚みのあるブランケットタイプの着るこたつです。電源コードが取り外し可能なので、歩く時はコードが邪魔になることはありません。
サンコー だら活毛布 着る電気毛布 1人用こたつ おひとり様コタツ 電気ひざ掛け 足入れ 脚入れこたつ 電気ヒーター、首元まで温めることができるので、寒い日におすすめです。
アイリスオーヤマ着るヒートブランケット 電気 着る毛布 電熱 ひざ掛けヒーター 一人用 背中のヒーターがあったかい♪ヒーターの温度はセンサーで常時確認してくれる優れもの。自動で設定温度を保ち、過度な温度上昇を防ぎます。フード付きで首元、耳、頭頂も寒くない!モバイルバッテリーを使用する仕様になっているので電気コードがなく動きやすい!デメリットはバッテリが切れると、充電しなければならないことと、ヒーターは背中の上部だけにしかないこと、足先までは温めることが出来ません。これも洗濯機で洗える着るこたつといえます。汚れても気軽に洗濯できるので、衛生的に使用できます。
着るこたつは、寒い季節に体を温めるのに最適な暖房器具です。省エネなのも魅力です。ぜひ、自分に合った着るこたつを見つけて、寒さ対策に役立ててください。
着るこたつ買ってみた!届きました!
「着るこたつ」と書いてあったので商品名も「着るこたつ」だと思っていたのですが、正式名称は「くるみケット」
さらに!届いた段ボール箱に書いてあった商品名は「電気毛布」!

着るこたつは実は電気毛布
おぉっ!?
と少し思ったが。。。なるほどと納得しました。
こたつを着ると”こたつむり”になってしまうので、電気毛布を寝ずに使っているというイメージの方があっているな。と思いました。
早速開けてみました!中身はこんな感じです!

着るこたつセット内容
中身といっても「本体」と「コード・コントローラー」の2つのセットです。シンプル♪
着るこたつ「くるみケット(ACタイプ)」のレビュー
着るこたつの全体像
電気毛布とはちょっと違いますね。ショルダータイプになっていて、片方の肩から落ちないように左右をつなぐ横渡しが付いている「H型ショルダー」です。
この状態で寸法は約115㎝(ショルダー部分含まず)×65㎝です。
女性の場合、立ち上がるとこんな感じ(身長150㎝~180㎝に対応)
▲そのまま着るとすっぽり足が隠れるくらい
▲裾を上げるとこんな感じで足が出ます
身長に合わせて肩ひものアジャスターで調整が出来る
▲肩ひもの白いボタンの部分で長さを調整できるので、自分の身長に合わせて調整しましょう!4段階で調節できるから男女問わず使えます。
もっと細部の仕様も見てみましょう

着るこたつのポケット
本体の横腹部分には電源差し込み口とコントローラーを収納するポケットがあります。コードの先はコンセントに繋がっている(ACタイプ)ので電源を供給したまま動き回ることは出来ません。トイレに行く時は気をつけましょう。バッテリータイプであれば充電が完了すれば動くことが可能!
コントローラーを入れるポケットは少し浅いのでテレワークなどで座って使うときには落ちやすいので気を付けて!というより気が付いたら落ちてぶら下がっています。。。
もっと深くするか、カバーがあるといいのに。。。と思ったりしました。
▲これで1週間使った後に気が付いたことがあります。ポケットの下に小さい穴が開いていて、ポケットの上から下に向かって電源コード+コネクターコードを通すと!ポケットからコントローラーが全く落ちません!!取説はきちんと隅々まで読みましょう!
着るこたつには大きく分けて2タイプあります。電熱ウェアのような充電タイプ。そして今回買ったこのACタイプ。ACタイプは”こたつ”と同じでコンセントに繋がった状態を維持しないと暖かさをキープできません。バッテリー式の方が便利にも思えますが実際にはそんなに動かないので在宅でパソコン作業などの仕事をしている方などはACタイプの方が良いと思います。充電式はバッテリーの消耗劣化があるのでACタイプよりも寿命は短いと思います。あと充電する時間も必要になります。
くるみケットの種類
暖かいエリアはココ!ファスナーを開けて広げてみた!

くるみケット広げてみた
今度は横についている縦のファスナーを全開に開けてみました!こんな感じで毛布のようになります。寝るときはこれもいいかも。ただし半分は電熱線が通っていないので注意が必要です。
服タイプで着用すると背中側が電熱線なしです。まあ、前後ろ(まえうしろ)逆にすれば好みの仕様にはなりますが。。。あまりお勧めは出来ません。実際に電熱線が通っているのはお腹側の前面です。
足元の工夫!これで足先も寒くない!
▲こちらは裏側!ブラウンの部分が両足を入れるポケットになっています。
▲こんな感じでポケットになっています。足先が冷える方にはありがたい!このままでは歩けないので、歩く時はポッケから両脚を出してから歩こう!そのまま立ちあがるところんじゃうよ。
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脚をポッケに入れたところ
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脚をポッケに入れるところ
ポッケから脚を出したところ
胸に両側から手を入れられるポケットが付いています!
スマホくらいなら十分入れられるので便利。かな。コード付きのイヤフォンで音楽を聴く時には便利かも。
仕様・スペックのおさらい
くるみケット(ACタイプ)2023年バージョン
サイズ | 縦約115×横約65cm (着用時ウエスト最大約130cm)
重量:約1.4kg(本体・コントローラー) |
定格電圧 | 交流 100V-50/60Hz |
定格消費電力 | 40W |
毛布材質 | <表面>ポリエステル100%
<発熱布>ポリエステル100% <裏面>ポリエステル100% |
コード | <電源側>長さ約1.96m
<本体側>長さ約0.65m |
自動オフ | 2時間オフタイマー/8時間自動オフ |
温度調節/表面温度 | 強/約53度 適温/約33度 弱/約23度 |
消費電力量(1時間あたり) | 強/約27Wh 適温/約18Wh 弱/約13Wh |
電気代(1時間あたり) | 強/約0.8円 適温/約0.6円 弱/約0.4円 |
商品説明 | ●ボタンが大きくなって留めやすくなりました。
●肩紐を幅広に改良し、ずれ落ちを防ぎ、重さを感じにくい設計に。 ●ファスナーの向きを下から開閉に変更!可動域UPで歩きやすさが大幅に改善。 ●すぐに取り出して操作ができるリモコンポケット付き。 ●足が入れやすくなったマチつき足ポケット採用。 ●消費電力40Wで省エネ! |
※表面温度:JIS C 9210の平常温度試験方法に基づき測定した温度です。※電気代:室温15度、綿ふとん中で5時間運転したときの平均消費電力量を1kWh=31円で算出した値です。
着るこたつの温度を測ってみた
スイッチの入れ方・温度調整の仕方

スイッチオフ状態

スイッチオン状態(強)オレンジのメーターで確認できます
コントローラーの右側のつまみを上にスライドさせるとON(強)になります。
スイッチオフ状態で23℃ー16.7℃
着るこたつの中はOFFで23℃でした。外気温は16.7℃でした!窓を開けて測ってみました。。。

着るこたつをONにして中の温度を計測!
3分ほどで32℃くらいまであったまりました!スイッチを入れると30秒ほどで服やズボン、スカートの上からでも暖かさを感じれます。

39℃超えました!
▲もう少しほっとくとこんな感じです。ここまで来るとかなりあったかい♪ ダニ対策モード(強)は53℃(メーカー発表では)くらいになるらしいです。
通常運転では真ん中の「適温」に合わせて使うといいですよ。あと、コントローラーにはOFFタイマーが付いているので「2時間」というボタンを押すと赤いランプが点いて自動で2時間後に切れます。寝るときにも便利!あと、OFFタイマーを使わずに放置していても自動で8時間後に切れるようになっています。安全設計!
着るこたつの注意点
各部位の名称を覚えておこう!
とくに「コントローラー用のポケット」のところはよく読んでおこう!
着るこたつを安全に使うための注意点はここ!
実際に使ってみて感じたことも書いておきます!
- コントローラーが破損するとただの毛布になってしまうのでコントローラーを大事に扱いましょう!そして、コントローラーは熱に弱い!ということも知っておきましょう。
- 移動するときは注意!コードが付いていることを忘れてついついそのまま移動してしまいます。ペットの行動に合わせて動いてしまうときも注意!
- 低温やけどになることもあるから同じ場所を長時間温めないようにしよう。座って使っている方はたまに立ちあがったりOFFにすることも大事です。背中側をヒーターになるようにして着ると座ったときに椅子の座面、背もたれ部分で低温やけどする可能性があるから注意です。
- 飲み物をこぼさないようにしよう!
- 足元をポッケに入れているときは歩く時に転びやすいので注意!
- ペットを飼っている人、トイレに慌てていくときは注意!足元とコード!
- ジャンパーなどの厚みのある上着は不適当です。脱いだ方が温いと思う!腕が寒い場合は着るこたつの上から何か羽織ればいいと思います。
参考になれば幸いです。
着るこたつの感想
着るこたつは正しい使い方で使用していればとても快適に過ごせます。自分の場合は在宅でパソコンを打っているときが多いのでめちゃくちゃ便利です。一人のときは、ストーブやエアコン使うのもったいないと思っていたので節約にもなっています。
家具のこたつも一人で使うのはもったいないと思っていたのと、こたつに入って仕事するのが苦手だったので、着るこたつはとても快適です。ひとりこたつのように使えます。買ってよかったと思っています♪