こたつテーブルを選ぶときの基本的なポイントは?
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こたつテーブルについての知識を得る。情報を自分のモノにする
こたつテーブルを選ぶときに基本的な大事なポイントがいくつかあります。何も考えずに「見た目だけで」「安かったから」「一目惚れして」という安易な理由で買うと失敗してしまいます。
家具は一年に何度も買うものではありません。一般的に家具を買おうと思ったら、大部分の方が家具購入初心者です。実家にある家具は自分が生まれる前より家にあるというのも珍しくありません。つまり、家具についての知識や選び方を知らないまま、親から教わることもなくテーブルなどの家具を買ってしまっています。
そのため、あとで気づく使用上の不具合も多くなり、前もって知っていれば「もっと違うスタイルのモノを買ったのに」とか「機能をちゃんと把握しておくべきだった」などの声になります。再購入する場合もあるので金銭的にも損をしている可能性があります。
では、どうすればいいか?
「こたつテーブル選びで失敗しないためには家具についての知識を得る。情報を自分のモノにする」ということが大事になります。いろんな家具を「勉強する」という気持ちで見ることで経験値が増えます。もっともっと家具を展示しているところに足を運ぶ。ネット上でよく売れているテーブルやおすすめのモノを見る。なぜ売れているのか特長を考える。友達の家に行った時も見方を変えて、なぜこの部屋にこの家具?という風に考えてみる。今まで何気なく見ていたものが、味方と意識を変えるだけですべてが勉強になり、かけがえのない経験になります。そして、そのことは、自分が家具を購入するときにきっと役に立ちます。
選び方の基本を「こたつテーブル」でマスターしておけば、後々いろんな家具に応用がききます。
こたつテーブルを選ぶときの基本的な大事なポイント3つ
- 部屋のイメージを持つ
- サイズはライフスタイルで選ぶ
- 価格は長く使うものほど高い
1.どんな部屋を目指すのか?テーブルを選ぶ前に考えておく
どんな部屋にしたいのか、自分の求める部屋のイメージを持つ。それに合わせた家具をそろえていく。
ネットサーフィンだけで安易に選んではいけません!
自分好みのデザインのテーブルを見つけるためにカタログやwebページの一覧だけを見て選んではダメです。「木を見て森を見ず」という言葉があります。ひとつひとつが良くても全体を見たときにアンバラスであればその部屋の評価は低くなります。
どんなにいいテーブルを見つけても、部屋全体のスタイルからかけ離れたデザインのモノは浮いてしまいます。トータルコーディネートがとても重要なんです。
まず、自分が「どんなスタイルの部屋にしたいか」を明確に持つことが家具選びの基本です。
北欧風、アンティーク、アーバンスタイル、レトロ、カントリー、姫系、アジアンティストなど。部屋全体のイメージを決めてから家具選びをしましょう。これを怠るとアンバランスでセンスのない空間になってしまいます。
そして、こたつテーブルは夏と冬で違う二通りの顔を持ちます。こたつテーブルのある生活をイメージしながら選ぶことも重要です。冬場は「こたつ布団」のデザインやカラーで印象がガラリと変わってきます。
▲夏と冬では印象が違ってくるのが「こたつテーブル」です。
2.サイズを選ぶ基本的な考え方
サイズはライフスタイルに合わせて決める!
何人で使うのか?用途は何に使うのか?この二つは絶対に押さえておきましょう。
単純に「一人暮らしだから一番小さいサイズを」なんて考えてはダメです。「そこで何をするか」が抜けています。食事もパソコン仕事もメイクもする。そんなとき、その広さで足りますか?もし足りない場合は新たにサイドテーブルを買ったりドレッサーを買ったり・・・。むしろ、用途ごとにテーブルを買い足していく方が部屋が狭くなります。一人暮らしなのにどんどんお部屋が狭くなっていきます。
●複数のことをこなすテーブルであれば最低でも105cmの幅は必要です。出来れば120cm欲しいところです。テーブルが大きくなれば部屋が狭くなると思いがちですが必要なモノは必要です。どんなに狭い部屋でもベッドを置くときは「足の出る小さいベッド」を買わないのと一緒です。
●人数でサイズを決めるポイントは、食事をすることを想定すれば決めやすくなります。
長方形のこたつテーブルの場合は120cm×80cmで4人座れます。しかしこれは最低ラインです。もっとゆったり座りたい場合は135cm以上必要です。
丸型のこたつテーブルの場合は主流の80cm前後で対面座りで2人までです。
楕円形のこたつテーブルで2人が対面座りする場合は120cm必要です。角がない分面積は思った以上に狭くなります。
◆ランチョンマットを置いてみると分かりやすい。実際に隣に誰かに座ってもらい手を膝に置いた状態で肘が当たらない程度の距離を測ってみるのも必要なテーブル幅が分かります。
◆丸型と楕円はファミリーで食卓にするには、あまり向いていません。
◆椅子と合わすハイタイプのこたつテーブルの場合は椅子を引く稼働領域も考慮する必要があるので狭い部屋には向いていません。
3.こたつテーブルを選ぶときの価格の考え方
予算は大事ですが納得いくお買い物をすることが大前提です。
●使いにくい家具やライフスタイルにマッチしていない家具は、使っていると違和感や苦痛を感じるようになります。こたつテーブルは部屋の中でも大きい存在なので、不要感が一度、漂よってしまうと圧迫感を感じるようになり、精神的ダメージにもつながります。選ぶのに失敗すると再購入などが必要になり最終的には金銭的ダメージもうけます。
価格はすべての条件を満たしたうえで、その中のどれが安いかで購入するのが失敗しにくい選び方です。
自分が納得するデザインやスタイル、サイズをクリアした候補になるいくつかの「こたつテーブル」を一覧にします。価格の基準はココから発揮しても遅くありません。予算ありきで選ぶと結果的にはどこかに妥協が存在します。長く使うものはそのことが長く響きます。
良い家具を買うために失敗しにくい価格の考え方3つ
1.家具は高いモノととりあえず自分に言い聞かせる。
2.納得したものの中から価格で選ぶ。価格(安いモノ)から先に選ばない。
3.「年数=1万円」と思うと買いやすくなる。10万円するタンスは10年以上使えます。テーブルを3年以上使いたいと思えば3万円は必要だと思うことです。
◎新商品のこたつテーブルをチェックするのも忘れずに!
以上、こたつテーブル、家具選びの参考になれば幸いです。