★たくさんあるこたつテーブルの中から自分に合ったものを選ぶポイントを解説します!
このページの内容です(目次)
テイストや用途で決める!
ここは好みにあったこたつテーブルを選ぶという一番最初の大まかな部分です。
◎家具でいう「テイスト」とは、趣味や好みであり、無垢材、樹種、北欧、アジアン、アーバン、レトロ、和風、洋風、鏡面仕上げなどなどです。もっと細かく分けるとカラーや材質も入ってきます。おもにカテゴリ的な意味合いがあてはまります。
◎用途で選ぶというのは一人暮らし、同居、ファミリー、ダイニング、カウチ、書斎、新居などです。誰が何の目的で使うのかをイメージすることで、はっきりみえてきます。お部屋のスタイルに合わせて選ぶ場合はを「7つのスタイルからこたつテーブルを選ぶ」参考にしてください。
こたつテーブルの大まかな2大グループ+1
◎こたつテーブルを自分好みのテイストで選ぼうと思っても、思い通りのカテゴリがあるとは限りません。現在市販されているメインのこたつテーブルは大きく分けて「木目基調」「鏡面仕上げ」この2つに集約されます。そしてこの2つの中間またはどちらの要素も兼ね備えたタイプがプラスアルファで存在します。
- ★木目を基調とした北欧風、無垢風、和風スタイル
- ★お洒落、近代的、都会的な洋風スタイル
- 上記2つを兼ね備えたスタイル
これ以外のカテゴリを探そうと思ってもなかなか見つかりません。見つかっても価格が3倍以上する場合があります。個性的になればなるほど、オリジナリティのあるデザインになるので、重要と供給のバランスから考えると価格が高くなるようです。
1.木目のやさしさや温もりを感じさせる北欧調のこたつテーブル
▲北欧こたつテーブル「ミルッキ」(⇒北欧こたつテーブル選び)
◎こたつは古くから日本の暖房器具として存在していたので木目のモノに親しみを感じるのは当然かもしれません。近年は北欧家具のブームもあり木目を生かした北欧調のこたつテーブルは女性を中心に人気のカテゴリになっています。人気の樹種はチェリー材、ウォールナット材、オーク材などです。どれも木目が美しい樹種です。
2.都会的な斬新なデザインのアーバンモダンのこたつテーブル
▲アーバンモダン バディット(⇒アーバンモダンこたつテーブル詳しく)
◎お洒落なこたつテーブルの代名詞ともいえる「アーバンモダン」のこたつテーブル。アーバンとは「都会的な」という意味があり、木目にとらわれない、木目を脱した進化形のテーブルデザインになっています。こたつとは思えな輝きを放つ鏡面仕上げのこたつテーブルになっています。モノトーンのお部屋には特にマッチします。畳のお部屋には似合わないように見えますが、こたつ布団をかけると意外に和室のお部屋でもマッチします!
3.木目にセンターガラスの輝きを持つこたつテーブル
▲ブレントウッドこたつテーブル
◎木目の濃淡をみごとに生かしたウォールナット天板。中央にはグロスブラックがアクセントとして目を引きます。ただ単にこたつという暖房器具ではなく、インテリアこたつテーブルとして幅広い雰囲気のお部屋に配置することができます。引っ越しが多い人にもおすすめです。このタイプのテーブルデザインは驚くほどいろんなお部屋に適応します。
「テイスト・用途で決める」まとめ
★木目がキーワードです!木目のあり・なしで大きなカテゴリは決まりやすくなります。あとは、どこのお部屋に置くかをイメージしたり購入理由を突きつめていくと、自分が求めているこたつテーブルのジャンルが分かりやすくなります。
こたつテーブルの形を選ぶ・決める!
◎形は正方形、長方形、丸型、オーバル型があります。稀に特異な形状のものがありますが、デザイン性やオリジナル性が高いものは価格もそれなりにします。どちらかといえばアート感覚のアイテムに傾いていきます。おすすめは長方形です。丸型と楕円はお部屋の大きさや周りのインテリアの配置をよく考えて買う必要があります。失敗するとアンバランスなお部屋に見えます。正方形は小さめのサイズしかなく、一人暮らしの狭いワンルームのお部屋に最適です。ひとりであれば場所を取らずどこからでも入れて便利です。テーブル上の面積は限られています。勉強などの作業はできにくいので片付けができる人向きです。お正月など普段より人が集まるときは補助用として活躍することもできます。ワンルームの狭い部屋や独り暮らしの場合のサイズ選びは、失敗しない独り暮らしの狭い部屋に置くこたつテーブルのサイズ選びも参照ください。
形で選ぶ人気順
- 長方形(圧倒的なシェア)
- 正方形(おもに一人暮らし・臨時用)
- 丸形・丸型(大きいサイズはない)
- 楕円型(実用的には劣る)
- 特異型(布団が合いにくい)
●昭和の時代は正方形が主流だったようです。天板をひっくり返せばグリーンのフェルト生地がでてくるものばかりだったようです。昔、こたつは家族全員で過ごすためのマストアイテムだったので、正月にトランプやマージャン、ドンジャラなどをしたのでしょうね。これらのゲームは正方形が最適なんです。
▲楕円型のこたつテーブル レヴリー
こたつテーブルの形を選ぶ まとめ
形はサイズ感が分かりやすい。置きやすい。という理由から長方形が圧倒的な人気です。丸型は女性に人気です。こたつ布団やラグ、マット選びに少し苦労します。楕円はその形状が大好き!という人向きです。同じサイズでも長方形より面積は狭くなりがちです。布団をかけた場合は、どこに何人、脚を入れられるのか分かりにくい部分があります。迷ったらとりあえず長方形がおすすめです。形で選ぶこたつテーブルも参照ください。
テーブルサイズを決める
◎長方形を例にとると幅90㎝、105㎝、120㎝というのが一般的なサイズです。丸形の場合は80~100㎝位がメインサイズになります。一人暮らしの方は正方形の75㎝前後のモノよりも幅90㎝以上のテーブルが使いやすい。90㎝と105㎝は2分割で使いやすいサイズです。(半分食卓、半分パソコン。半分メイク、半分物置きなど)長方形で一番使われているのが105㎝です。90㎝よりも広く価格が90㎝とあまり変わらないのが人気の要因みたいです。
◎二人暮らしで使う場合は105㎝以上がおすすめです。二人で使う場合は長方形だけでなく他の形もおすすめです。丸型や楕円型は二人くらいで使うと、とても使いやすく感じます。
◎3人以上の家族で使う場合は120㎝がおすすめです。一般的なダイニングテーブルとして使う4人掛けの食卓は大体この大きさ以上あります。ごはんやおかず、飲み物、ミカンなどを人数分置くとあっという間にテーブルが埋まります。
◎サイズは幅だけでなく高さも重要。一般的なこたつテーブルの高さは39㎝です。床に座る、座椅子を使う、ローソファと組みわせる、脚付きソファと組み合わせる、ダイニングで椅子付きで使うなどいろんなパターンがあります。
サイズで選ぶこたつテーブル まとめ
今、使っている食卓や作業机の長さを実際に測ってみよう。購入後のイメージがしやすくなります。高さは座椅子やソファと組み合わせる場合に重要な要素になります。購入後の実際の置き場所でどう使うのかを前もってよく考えておきましょう。高さ調整付きのこたつテーブルを選ぶのも選択肢のひとつです。高さや幅に関しては「こたつテーブルの高さと幅」のページでも説明していますので参考にしてみてください。
こたつテーブルのヒーターをチェックする!
ヒーターは、石英管ヒーター、遠赤外線ヒーター、ハロゲンヒーター、近赤外線ヒーター、コンチェヒーター、ファン付きなどいろいろなモノがありますが薄型フラットヒーターであることを確認して選びましょう!カスタム以外は他のヒーターを選ぶことはできないので、フラットヒーターであることだけを確認しましょう。厚さ5㎝以内のヒーターなら大丈夫です。このことは冬場の居心地の良さだけでなく、夏場のテーブルとしての見栄えに影響します。
▲こたつのヒーターは見た目にも影響します。
こたつヒーターの特徴を知って上手に使おう
◎切り替えが3段以上のモノが省エネ!オンとオフしかないヒーターは温度調節がうまくいかず、付けたり切ったりを繰り返します。「寒い」と「熱い」の両極端を繰り返すので電気代がかかります。ダイヤルなどで無段階温度調節できるものが最適です。
◎遠赤外線、近赤外線などがありますがメーカーによると狭い空間のことなので大して違いはないそうです。
◎ワット数は600w以上のヒーターがおすすめです。ファンが付いているこたうテーブルは早く温まります。
◎1年以上の保障証が付いているモノがおすすめです。火災の原因にもなるのでチェックしてください。
◎定期的にヒーターをチェックする!カバー網などに毛糸やゴミが付いていると発火の原因になります。たまにチェックしましょう。
こたつテーブルの価格・送料を確認する
◎無垢材のこたつテーブルでは、とてつもなく高いこたつテーブルもあります。価格はよく見て納得のいくモノを買いましょう。参考価格;120㎝単品本体のみ(布団無し・ヒーター付き)で3万円前後です。こたつテーブル選び・購入の参考にしてください。
◎送料も大事です。一律〇〇円、送料無料、または一定額以上で送料無料。地域による送料格差もチェックしておきましょう。テーブル本体の価格が安くても送料が高いと総額で高い買い物になる場合があります。注意しましょう。
最後に。。。
北欧調のこたつテーブルが好調です。使われている樹種によって木目の風合いや色が異なります。人工のモノと違って自然の経年変化を楽しめることも人気の要因だと思います。迷ったら北欧調のカテゴリで選ぶといいかもしれません♪
こたつテーブルはいろんな種類のものがあります。漠然と探しているとついつい価格で選びがちになってしまいます。でも、使う部屋とのマッチングや誰が使うのかをイメージして選ばないと将来、買い直しなどをすることになり、損をしてしまいます。
今のこたつテーブルは季節ものではなく1年中使える家具になっています。食器棚やタンス、食卓と同じように永く使える家具になってきています。選ぶ時にきちんと考えて購入しないと、あとあと後悔することになります。
こたつテーブルは今も種類がどんどん増えてきています。買った時だけでなく将来も笑顔でいられるように、自分の好みや環境によくマッチしたお気に入りのこたつテーブルを見つけてください☆