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こたつテーブルの脚の形のちがい
こたつテーブルの脚って気にしたことありますか?いろんな形があって面白いんです。こたつの場合は常にお布団の中に隠れているので見えることはないのですが、テーブルとして使う夏場は脚線美があらわになります♪
今回はこのこたつテーブルの脚を探求したいと思います!
一般的な四角い脚
構造上は耐荷重効果が高い四角の脚。大きいタイプのテーブルになるほど、この脚の形は向いています。四角の脚はカクカクしたイメージのほかに「安定、硬い、高級、重厚」なイメージがあります。鏡面仕上のテーブルは洋風なモダンなお部屋に似合いそうです。木製の場合は畳の上にどっしり構えるテーブルに見えます。
アーバンモダン グロスブラック
こたつといえば丸脚?
丸脚は昔の組み立て式のこたつではよく使われていました。脚の付けに根にネジが付いていて、くるくる回して本体にねじ込んでいくのに便利だったからかもしれません。今ではこたつテーブルになり、お洒落なテーブルデザインとして丸脚も脚光を浴びています。丸型のこたつテーブルは丸脚が定番かと思いきや、丸脚とそれ以外のタイプが半々くらいで存在しています。ナチュラルタイプの北欧風のテーブルには丸みを持たせた脚が多くなっています。丸脚は柔らかみのある表情を持っています。
丸型円形こたつの円柱形の丸脚
丸脚こたつテーブル トルカ
少し変わった脚
外ハネの脚をもったこたつテーブル。お洒落で可愛い脚です。女性のお部屋に向いています。
正方形の可愛い外はね脚のこたつテーブル
▼脚が折れるタイプのこたつテーブルです。中央に向かって脚が折れます。側面になっている部分が底辺になって超ローテーブルになる仕様になっています。和室・お座敷向きのテーブルです。
和装のこたつテーブル ポルト 150
北欧ならではのハの字脚
遊び心のある北欧家具は椅子やテーブルにこの形が多くみられます。一定の荷重に対して力を分散する働きがありますが、横木で補強のない脚は、それ以上になると脚が開いてしまいます。ハの字は天板とのバランスが重要です。八の字部分よりも小さい天板だと上からの力に弱くなります。大きくすることで力を均一に逃がし、手をついたときの体重に耐えられるようになっています。
北欧テーブルは八の字脚がチャームポイント!ルミッキ
猫脚
姫系、女性のお部屋向きのテーブルです。特にホワイトは人気が高くなっています。可愛いですが寒い時期のこたつの場合はお布団が掛かってしまうので、全く見えなくなる欠点があります。脚が高くなると荷重に対して弱くなるのでローテーブル限定の脚です。お洒落の高い脚です。
猫脚こたつテーブル ルシファ
猫脚こたつテーブル アリス
ろくろ脚
芸術性のある脚です。カントリー調のテーブルやアンティーク調のこたつテーブルでよく見る脚です。レトロ、骨董、アンティーク系のお部屋の雰囲気を盛り上げるのに最適な脚です。
ろくろ脚のこたつテーブル
テーブルは脚の形状で雰囲気が全く変わってきます。お部屋のインテリアに対して脚の形状がマッチしている場合は、それだけでお部屋の雰囲気が盛り上がります。構造上優位なモノやデザイン的に優れているものなど様々ですが、脚の容姿がテーブルのスタイルを決める大きな要素になっていることは間違いなさそうです。
対してこたつの場合は布団が掛かってしまうので脚の形による違いの価値はあまり見出せませんが、「こたつテーブル」というオールシーズン使える家具としては欠かせないデザインの部分です。