このページの内容です(目次)
小さい子供をこたつに座らせるときの注意点6つとは
- こたつを使っても大丈夫な身体なのかを考える
- あらかじめ起こりうる危険性を考えておく
- 分かっている危険性に対して対策を講じる
- 分かっている危険性を子供に伝える
- こたつで就寝させない
- 座高が短いのでチャイルドチェアーや座椅子でテーブルと顔との距離を適当にする
6番目のことは意外と考えていない家族の方が多くいらっしゃいます。あぐら座りのままだと腰を痛める可能性があります。自分で食べたいご飯も自由に食べられなかったり、コップまで手が届かず飲み物をこぼす原因にもなります。ご飯を食べるときは大人と同等の扱いをしてあげましょう。
こたつテーブル利用で意外としていない子供への配慮
子供も冬になれば大人と同じようにこたつを利用します。しかし、ちょっとした不注意で危険な場面に遭遇することがあります。これは大人目線で子供を見ていたり子供自身のコミュニケーション能力の低さも影響しています。大人がきちんと子供目線で配慮してあげる必要性がありますね。
ハッと思う危険なこと(乳幼児)
- 天板の角で頭や顔を打つ
- テーブルから落下
- 脱水症状
- 低温やけど
- コードをかじる
冬場のこたつとしての注意点が多くなりますが、まだ歩くまでに至っていない子供をみるとたくさんの危険があります。ハイハイ、腹ばいをしだすと、ちょっと目を離したすきに長い距離を移動している場合があります。バックや方向転換は苦手なのでお部屋の隅や突き当りの家具の前でモゾモゾしています。知らない間にこたつに頭を突っ込んでいたら怖いですね。
布団での窒息やヒーター熱による熱中症・脱水症状が考えられます。ヒーターを見つめることによる目へのダメージも考えられます。これらは、しゃべれない子供の場合、異常を早く感知することができません。
電源が入っていないときでも、気が付いたら電気コードを持っていたり、身体に巻き付いていたり、手に持ったものは口に入れる習性があるのでとても危険です。かむ力の弱い子供でも唾液は立派な水分です。スイッチ周りで漏電・ショート・感電する可能性があります。
これらのことを考えるとまだ歩けないお子さんのいらっしゃる家庭では、こたつよりもエアコンの方が安全かもしれません。こたつを使う場合は安全サークルの設置、子供を近づける場合は大人の手の空いているときにする。などのルール決めが必要です。
小学生くらいまでの子供への注意点は?
- 脱水症状・低温やけど
- 免疫力の低下
- 落下・転倒・打撲との怪我
などが考えられます。気を付けたいのは、こたつでの就寝がよくありません。そのままにしておく家庭もありますが、1番や2番のリスクがあります。(詳しくはこたつの注意点を参照)気持ちよさそうでもベッドに行くように促しましょう。顔が赤い、または火照っている場合は水分を取らせてから休ませましょう。
テーブルから足を踏み外す、滑って転倒・落下。子供の背の高さとテーブルの高さを比べてみましょう。腰のあたりですか?胸の当たりですか?その高さを自分に当てはめてみるとどうでしょうか?自分が胸の高さもあるような台から下に落下することを考えるとゾッとしますね。テーブルからの落下する子供はそんなダメージを負っています。
子供はテレビやアニメの影響を受けやすくヒーローモノの真似をよくします。アニメを見終わった直後は本当に飛べると思っている子供は多くいます。今の子供は現実とバーチャルとの境が薄い子も多いので注意が必要です。こたつ・テーブルの上には絶対上がらない!しつけることが大事です。
天板のフチや角で頭や顔をぶつける子も少なくありません。たんこぶをつくったり、鼻血を流したり、歯を折ったりしがちです。多くの場合が走っていて転んだ、布団を踏んで滑ったなどが原因になっています。あらかじめ分かる危険については子供にそのことを話すのが予防になります。
子供と使うこたつテーブル、そのたの注意点について
◎使用温度帯を下げる。ときどき体の位置を変えるように促す。
◎テーブルチェアは掛け布団のある冬場は使えません。夏場の天板を固定したときのみしか使えません。
◎乳幼児、お年寄り、自分で温度調整のダイヤルが回せない方、温度感覚の弱い方、熱中症にかかりやすい方、
風邪薬を飲んだ後、過度の飲酒、疲れ切っている方はこたつに入らないようにする。
◎就寝用暖房器具ではありません。電源を切っていても同じです。寝るときはベッドかお布団で寝ましょう。
◎座り方や姿勢が正しくなるように座椅子や壁などを利用する。横になる癖をつけないように注意する
子供の常識と大人の常識は違います。「なんでこんなことするの」「危ないのが分からないの」。子供にとっては、経験したことのないことは分かりにくいものです。あらかじめ予測できることは大人がきちんと話してあげることが重要です。こたつ使用時でも、ときどきどんな様子か聞いてあげることが大事です。意外なことに困っているかもしれません☆