ダイニングこたつの高さは約60〜70cmが目安。椅子の座面高と差尺(25〜30cm)から選ぶ方法、身長別の早見表、肘掛けやヒーターで失敗しないコツを解説します。
このページの内容です(目次)
ダイニングこたつの高さは何cm?椅子との組み合わせと選び方
椅子に座ったまま使えるダイニングこたつ。床に座るのがつらい方や、食事と団らんを同じ場所で済ませたい方に人気のタイプです。
ただ、選ぶときに迷いやすいのが「高さ」です。高すぎると肩が疲れ、低すぎると前かがみになってしまいます。今ある椅子に合うのか、不安な方も多いでしょう。
先に結論をお伝えします。
- ダイニングこたつ(ハイタイプ)の高さは、約60〜70cm前後が目安です。
- 高さは「椅子の座面の高さ + 差尺(さじゃく)25〜30cm程度」で考えると決めやすくなります。
- 迷ったら、高さ調節ができるタイプなら失敗しにくくなります。
この記事では、高さの決め方を、身長別の早見表や、椅子選びのコツも交えて解説します。こたつの高さ全般の考え方は、こたつの高さ・幅の選び方の記事も参考にしてください。
ダイニングこたつとは?ロータイプとの高さの違い
ダイニングこたつは、椅子やソファに座って使う「ハイタイプ」のこたつです。床に座って使う「ロータイプ」と比べると、高さがかなり違います。
| タイプ | 高さの目安 | 向いている座り方 |
|---|---|---|
| ロータイプ | 約35〜41cm | 床・座布団・座椅子 |
| ハイタイプ(ダイニングこたつ) | 約60〜70cm前後 | 椅子・ソファ |
| 高さ調節タイプ | ロー〜ハイの切り替えができる商品もある(例:約40cmと約62cmの2段階) | 床座りと椅子の両方 |
※商品によって異なります。
高さを決める基本は「差尺」

差尺とは、天板の高さから椅子の座面の高さを引いた寸法のことです。差尺が合っていると、肘の角度が自然になり、肩や背中が疲れにくくなります。
差尺の目安は、一般的に25〜30cm程度です。使う人の身長によっても変わります。
計算は次のとおりです。
天板の高さ = 椅子の座面の高さ + 差尺(25〜30cm)
ダイニングチェアの座面の高さは、一般的に38〜43cm前後のものが多いです。たとえば、座面が40cmの椅子なら、天板の高さは約65〜70cmが目安になります。
身長別の高さの目安(座面40cmの場合)

差尺は、座高の約3分の1より2〜3cm低めにするのが理想、という考え方があります。座高は身長の約0.55倍として計算した、身長別の目安は次のとおりです。
| 身長 | 差尺の目安 | 天板の高さの目安 |
|---|---|---|
| 150cm | 約25cm | 約65cm |
| 160cm | 約26〜27cm | 約66〜67cm |
| 170cm | 約28〜29cm | 約68〜69cm |
| 180cm | 約30〜31cm | 約70〜71cm |
※座面の高さが40cmの場合の計算上の目安です。座面が高い椅子や低い椅子を使う場合は、その差を足し引きしてください。座り心地には個人差があるため、最終的には実際に座って確認するのがおすすめです。
家族で使う場合は、身長差を考える必要があります。座面の高さを調節できる椅子や、クッション、足を乗せる台を使うと、家族全員が使いやすくなります。
椅子との組み合わせで失敗しやすい5つのポイント
1.座面が高すぎる、または低すぎる
座面が高いと、天板が低く感じて前かがみになります。逆に低いと、肘が上がって肩が疲れます。座面の高さは椅子の仕様に書かれていることが多いので、購入前に確認しましょう。
2.肘掛け(アーム)付きの椅子が天板の下に入らない
肘掛けのある椅子は、天板やこたつ布団に当たって、椅子を深く入れられない場合があります。座る位置が遠くなると、こたつの暖かさも感じにくくなります。肘掛けなしの椅子のほうが、合わせやすい場合があります。
3.ヒーターや天板の下で、太ももや膝が当たる
こたつは、天板の下にヒーターがあります。天板からヒーターの下面までの厚みがあると、その分、太ももや膝の余裕が少なくなります。座面が高めの椅子や、足の長い方は特に、膝の周りに余裕があるか確認しましょう。
4.海外製の椅子は座面が高いことがある
海外製の椅子は、日本の椅子より座面が数cm高い場合があります。通販で購入するときは、座面の高さを必ず確認してください。
5.椅子がこたつの中に収まらない
使わないときに、椅子がテーブルの下に収まるかも大切です。出しっぱなしの椅子は、部屋を狭く感じさせます。また、こたつ布団は、椅子から出入りしやすいスリット入りのハイタイプ専用のものを選ぶと便利です。
ダイニングこたつを選ぶときのチェックポイント
高さのほかに、次の点も確認しましょう。
- 高さ調節ができるか: ロー〜ハイに切り替えられるタイプなら、床座りと椅子の両方に対応できます。
- 天板の大きさ: 人数に合わせて選びましょう。2人用、3人用、4人用の目安は、それぞれの記事で紹介しています。
- 布団の種類: ハイタイプ専用の布団が必要です。サイズ選びは、こたつ布団のサイズ早見の記事も参考になります。
- ヒーターの種類: 暖まり方や、足元の広さに影響します。こたつのヒーターの種類の記事で紹介しています。
- 使わない季節の使い方: 布団を外せば、普通のダイニングテーブルとしても使えます。一年を通して使いたい方は、天板のデザインも確認しましょう。
ソファで使う場合は?
ソファに座って使いたい場合は、座面の高さが椅子と異なります。ソファは座面が柔らかく沈み込むため、実際の座った高さは変わります。詳しくは、ソファに合うこたつの高さの記事をご覧ください。
よくある質問
Q. ダイニングこたつは、何cmがおすすめですか?
A. 約60〜70cm前後が目安です。使う椅子の座面の高さに、差尺(25〜30cm程度)を足して選びましょう。
Q. 今あるダイニングチェアは使えますか?
A. 座面の高さと、肘掛けの有無を確認すれば、使える場合もあります。座面の高さに差尺を足して、天板の高さと合うかを見てください。
Q. 高さが合わなかったときの対処法は?
A. 座面が低いときはクッションを使い、高すぎるときは足元に台を置くと調整できます。購入前に高さ調節ができるタイプを選ぶと、失敗しにくくなります。
まとめ
ダイニングこたつの高さ選びのポイントは、次の3つです。
- 高さの目安は、約60〜70cm前後
- 「椅子の座面の高さ + 差尺25〜30cm程度」で考える
- 迷ったら、高さ調節タイプや、座面を調節できる椅子を選ぶ
椅子とのバランスが取れていると、食事も団らんも快適に過ごせます。こたつ全体の選び方は、失敗しないこたつテーブル選び5つのポイントも参考にしてください。
☆冬はこたつとして。夏はお洒落なテーブルとして一年中活躍できる「こたつテーブル」!家具としても、暖房器具としてもとても便利ですね。


